税理士と社長の会話が噛み合わないのはなぜか?

税理士は、けっして数字に強いわけではありません。

日ごろから数字を扱っているので、計算が早いだけです。

会計がわかる=数字に強い、そんなことはありません。

  

なぜ、社長と会話が噛み合わないのかというと、

税理士は、経営を会計や勘定科目で考えてしまう習性があるからです。

数字そのものの意味を考えているわけではありません。

会計や勘定科目で考えるとは、経営をP/LやB/Sで考えてしまう

ということです。そして、安易に”率”で考えてしまうということです。

 

ところが社長は、経営を現場で考えます。現場での数字を使います。

税理士の話をじっくり聞くとわかります。

経営に即した数字の話をしていません。

現場を意識していません。

だから平気で言います。

 

売上が少ない

原価率が高い

費用の変動費化

外注を減らして内製化する

在庫が多い

流動比率、自己資本比率

 

そして

 

固定費を減らす

 

税理士は税務の勉強をしてきました。

税理士試験には”答え”があります。

そこで、経営にも答えを求めようとします。

答えてあげなければ、と思ってしまいます。

 

答えのないものに対してどう対応するのか、

訓練を受けてきたわけではありません。

ですから、経営を会計という数字だけで分析しようとします。

解説しようとします。

そして月次決算報告をしようとするのです。

 

数字をを経営にどう活かしていくのか、創造力が求められるのが社長です。

そんな社長方に、彼らはどう対応していいのかわからないのです。

 

決算書が作れるというだけで、

財務分析ができるとういうだけで、

経営がわかったつもりになって、

数字や分析値だけで説明をはじめる税理士は、

経営については何もわかっていないのです。

 

(ITS宇野寛) 
 

 

本来、会計データには経営情報が詰まっています。

なぜそうなったのか、これからどうすべきなのか、

という情報を経営に活用しない手はありません。

経営情報のなかでは最も価値のある情報であり

警戒警報の役目も果たします。

 

2016年9月14日(水)

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