月次決算と自計化と記帳代行

社長たちの間では、

どんなときに税理士の話題になるのでしょうか?

 

「どなたか良い税理士を知りませんか?」

 

などど、尋ねられたときに、

 

「うちの税理士は仕事ができて気が利く」

 

だとか、

 

「うちの税理士は何もしてくれない」

 

のような話になることはあっても、

普段から、税理士(会計事務所)の話題で

社長たちが盛り上がることは、まずありません。

 

私が企業に伺ったときには、

社長や事務の人たちに、積極的に税理士の仕事ぶりを聞くことにしています。

 

ある社長は、

 

「税理士事務所の担当者が月次資料を持って毎月説明に来ます」

「せっかく来てくれるので付き合って話を聞いているだけです」

 

別の社長は、

 

「税理士には経営の話は期待していません。税務署への申告のためだけです」

 

先日、伺った会社では、

 

「最近、税務調査があったのですが、いろいろとあってねぇ」

 

                ・

 

では、税理士は、

どんなときに評価されるのかを考えてみました。

 

一つは、税務調査があったときと、

もう一つは税理士を替えたとき(前の税理士との比較)です。

 

これを、税理士側から見れば、

企業から、日ごろの仕事ぶりを評価されるのは、

「税務調査のとき」と「新規に関与したとき」です。

 

 

「いや、宇野さん、そうじゃないよ(天の声)」

 

 

そうです。

 

税理士は、なぜ、毎月企業を訪問するのか。

何のために、何をするために、、、?

 

 

です。

 

 

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さて、本題に入ろうと思います。

 

月次決算という言葉が生まれたのはいつ頃からなのか、、、

 

手作業で帳簿つけをしていたときには、月次決算という概念はありません。

コンピューターで会計処理が行われるようになってから生まれた言葉です。

 

同様に、”自計化”という言葉も、

コンピューターで会計処理を始めるようになってから生まれました。

 

自計化とは、領収書や請求書などの原始記録(証ひょう書類)の整理、

帳簿記帳、仕訳入力などの経理事務を、企業側で行うことをいいます。

税理士の業界用語です。

 

月次決算と自計化との間には、深い関係があるはずです。

 

では、月次決算や自計化は、

何の目的で

誰のために行うのでしょうか?

 

 

 

税理士と社長とでは、目的が大きく異なります。

 

税理士側からすれば、月次の経営状況の把握、

納税額の予測も含めた本決算の準備、

そして報酬がもらいやすい、、、

 

社長方の目的は、主に前月までの会社の業績把握。

 

もし、税理士が提供する月次の会計資料を期待している社長がいるとすれば、

早い時期に貰わなければ意味がありません。

そして税理士側は、自計化を勧めます。

 

 

そもそも、税理士の作成する資料に期待していない社長もいます。

 

「記帳が面倒だ」

「税務申告のためにしょうがない」

 

という社長にとっては、

税理士が作る月次資料に興味はありません。

 

あるいは、

 

「経営には活用したいが、

 税理士が持ってくる月次の資料は参考にならない」

 

「税理士には経営の話は期待していません。税務署への申告のためだけです」

 

という社長です。

このような社長は、積極的に勉強会に参加し、独自の経営資料を作ります。

 

どちらの社長も、

きれいで分厚いだけの資料は、

税理士が帰ったと同時に棚へしまわれ、二度と見ません。

 

 

 

税理士事務所が行っている「記帳代行」について考えてみました。

 

記帳代行とは、本来企業が行うべき会計処理を、

税理士が代わってやってあげる行為です。

記帳代行は、次の2つのケースに分かれます。

 

(ケース1)

領収書や請求書などの証ひょう書類は企業が整理し、

現金出納帳や必要な会計伝票を作成します。

会計ソフトへの入力は、税理士側が行います。

 

(ケース2)

領収書や請求書などの証ひょう書類は、税理士事務所が整理し、

必要な資料や伝票を作成して会計ソフトへの入力も行います。

未整理の領収書類がまとめてドンと届く、、って、やつですね。

 

 

ケース1は、税理士が行う通常の記帳代行です。

 

ケース2はというと、

企業規模が小さく、生活や仕事に追われて記帳している暇がない。

あるいは、記帳の重要性を認識していないという場合です。 

 

問題は「ケース2」のときです。

 

 

 (続く)

 

 

 (ITS宇野寛) 

 

 

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 社長方は、ぜひ税理士に聞いてみてほしいと思います。

 「税理士が本来やるべき仕事とは何ですか?」と。

 

 本来やるべきことをやっていない税理士が、

 ほんとうに多いのです。

 税理士は、一度原点に戻ってほしいと思います。

 

                 ・

 

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